オシロスコープって何か知っていますか?ご存知ない方に少しでも知っていただけたら嬉しいです。
オシロスコープという名前を聞いたことがありますか。
そういえば、前に聞いたことがある。
とか名前だけは知っているという方もいらっしゃると思います。
オシロスコープとは、時間が経つとどのように電気信号(電圧)が変化していくのか、その様子をリアルタイムでブラウン管に描かせ、人間の目ではとらえられない電気信号の変化していく様子を観測できるようにした波形測定器です。
画面に現れる左から右に周期的に掃引(そういん)される光点の動きの速さや振れの大きさを測ることで、電気信号の電圧が時間によってどのように変化するものなのかを簡単に測ることができますです。
測定しようとする現象が電圧の形に変換する事ができれば、電気信号の変化のみならず温度や湿度や速度、圧力などの色々な現象の変化の具合を測ることができます。
昔はカメラで波形を撮影したものです。
最近はプリンター出力端子を持ったオシロスコープが増えていて、きれいに波形が印刷できます。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
まずオシロスコープをセッティングします。
はじめにプローブをCH1 、CH2 にねじ込む。次に電源を入れ、CH1 、CH2 のスイッチをON にする。そして プローブの先に 測定するもの、GND コネクタも忘れずにはめる。
測定方法ですが、まずタイムレンジを設定するのでTIME/DIV を押して、タイムレンジを調節する。電圧のレベルを設定するためCH1、CH2 それぞれV/DIV ボタンを押し、ダイヤルを回して調節する。その時白い丸の中に調節した電圧レベルが表示される。
次にポジションを指定するのでCH1、CH2 の電源がON になっていることを確認し、POSITION ボタンを押す。
位置をダイヤルを回して調節する。
INPUT を指定するのでCH1、CH2 の電源がON になっていることを確認しINPUT ボタンを押しDCボタンを押す。
そしてトリガーのMODE を設定をします。AUTOだと入力信号は常に表示されSTART STOPボタンを押すと表示される信号を測定することができます。
デジタルオシロスコープ
かなり前までは実験計測ではオシロスコープは無くてはならないものでした。測定した値の読み取りや記録についてはそれ専用の測定器や記録器を使うのですが、信号がきちんと出ているか、とか回路や計測システムが正常に働いて機能しているかなどを確かめるために、モニターとしてとても欠かせないものだったのです。
アナログオシロスコープは、周期的に繰り返す波形を見ることが出来ます。アナログオシロスコープで昔だと波形を撮るのにポラロイドカメラを使っていたので、10枚パックがあっと言う間に無くなり、フィルム代もかなりかかっていたらしいです。
進歩の著しい測定器であるデジタルオシロスコープは、測定信号を一度デジタル化して、メモリに記憶させることが出来ます。アナログオシロスコープは繰り返しの周期現象しかとれませんがデジタルスコープは一発しかこない波形でもとれます。最大の利点は波形の分析や時間平均平滑化、面積の積分など各種計算、パソコンとの通信やパソコンによる遠隔操作が可能なことです。
スポンサード リンク
【プライバシーポリシー】当サイトは、サイト内の広告利用状況の集計のために、クッキー、ウェブ・ビーコンといった
汎用技術を用いています。取得したホスト情報などは広告利用状況の集計にのみ利用することをお約束いたします。